IoBインターフェースチーム(サブプロジェクトマネージャー:牛場潤一氏)を中心とする慶應義塾大学の研究グループは、脳とコンピュータを繋ぐ、非侵襲型BCI(Brain–Computer Interface)を活用し、運動イメージ中の脳状態をリアルタイムで可視化・訓練することで、実際の運動パフォーマンスが向上することを明らかにしました。
本研究成果は、2026年4月10日(現地時間)付で「PNAS:Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America(米国科学アカデミー紀要)」に掲載されました。
同研究チームはこれまで、脳卒中後の重度まひの機能回復を実現し、大学発スタートアップ「(株)LIFESCAPES」を通じてBCIを医療機器化。すでに全国60以上の医療機関への導入を進めてきました。
今回の成果は、BCIの応用領域を、「スポーツ」「ヘルスケア」「人間拡張」といった非医療分野へ展開する大きな一歩です。トップアスリートの限界突破から、加齢に伴う機能低下の克服まで、ムーンショット目標1が掲げる「2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会」の実現を強力に加速させることが期待されます。
▼プレスリリース詳細(JSTウェブサイト)
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20260413/index.html